2014年02月12日

ゆっくりトボトボ歩いてみた

昨夜はやはり夜中まで高梨沙羅ちゃんのジャンプを観ていました。あらら全然だめじゃん。
最後は「銅メダルなんかいらない。4着になれ!」なんて
すごく変な応援をしてしまいました。すまん。

目覚ましで1時に起きる。
なんかボーっとしていましたが今日は面接の日だった。

でも時間があったので昨日の小松先生の『狂泉物語』のことを思い出し
小松先生と親しい林嗣夫先生に久しぶりに電話してみた。
林先生ももうすぐ80歳ではなかったしらん。
「おれもこの前60歳になっちゃいました」と言ったら
「ほおー、T野ももう還暦かねえ」と笑っていました。
ついこの前までは若い国語教師と坊主頭の中学生だったのになあ。
先生はこの前お会いしたとき、ちょっと心臓の具合が良くなかったので
その後のことを訊ねたら、グッドな小康状態とのことで一安心。

昨夜の小松先生の『狂泉物語』のことを話したら
あれはもう入手不可能やろう。
ただ土曜美術社から出ている「現代詩人文庫」の「小松弘愛集」にほとんど
はいっちょらせんかったかねえ、とのことでした。
おお、それはありがたい。

早速昨夜のお客さんに電話を入れたんですが
「現代詩文庫」はすでに2冊持っており
どうしてもオリジナルの『狂泉物語』が欲しいんだって。

ええい、しょうがない。小松先生に電話をかけましたよ。
「あの、かつての教え子のT野ですが」と言ったら
「おお、T野君かね、元気でやりゆうかよ?」と言っていただいた。

で、昨夜来のお客さんとのやりとりを伝えたら
「初版本はもう残っちゃあせんけんど、再版やったら一冊くらい残っちゅうかもしれん、
ちょっと待ちよって」と言ったり、探しに行っちゃった。
ほどなくして
「あった、あった一冊だけやけんど」との仰せ。
送っていただけることになりました。

折り返しお客さんに電話して
「再版ですが以前の価格であればお送りします」と言ったら
「ありがとう、夢のようです」と喜ばれた。
おれにとっても「ぬれ手に粟」のような臨時収入ざんす。ひーん。


いい気分で面接に行ってきました。
団体レッスンがある土曜は休みたい、金曜、土曜日は休みたい
と伝えたんだけど
金、土、日が一番忙しいのでできれば出て欲しいとのこと。
よく考えたら、夕方5時からの仕事なので
土曜レッスンの後からでもだいじょうぶやった。

おれとしてもOKだし、先方としても土、日も平気で
年末年始の勤務もいとわないいいカモが応募して来てくれたわい
というわけで
帰宅後すぐ採用の電話が来た。

とりあえず十日間、有給の研修を経て正式に雇ってくれるそうです。
「業務的には清掃が一番きついです」といってたけど
まあ「×××イレブン」と比べりゃましなんでは。
最悪「シベリアの強制労働」を想像してみよう。

面接の帰り、トレッサで2キロの米なんかを買い
自転車でトボトボと押して帰ってみました。
20分で帰れるのね、
人生急ぐことはないなと思いました。

posted by T野 at 18:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夜の電話

最近は電話がかかるといったら何かの勧誘か、未払金の請求電話しかないので
たいがいは留守電にしているのですが
今日はなんでだかそのままになっていた。

家事を一通り終え、残り物で飯を食っていたら
十一時前立て続けに電話がありました。

ひとりは妹からで
「上尾まで着いて正和さんに迎えに来るように頼んだら
車が途中でパンクして今やっとここまでたどり着いた」んだって。
確かに桶川は遠いけど、お前ここ鶴見を出たのは昼やで。
大雪も終わったというのに神奈川から埼玉までたどりつくのにどうやったら半日かかるわけ?
ほんまにようわからんことです。


もうひとりはお客さんからでした。
「もしもし夜分すみません。シシガタニさんですか?」と訊かれたので
「よく間違えられるんですがシシガヤショリンといいます。お急ぎのご用件(注文)ですか?」と心の中で揉み手をしながら応えたら
「すみません、さきほど注文のFAXを入れたんですが念のため確認をしておこうと思って、
夜分ほんとうにすみません」と言われた。
ちょっとあわてて
「(あわわ)うちのFAX今故障してまして、お電話いただいてよかったです」
(まさか「修理代がないので直せないで一年近くずっとそのままでして」とは言えまい)
「それでご注文の本は?」と訊ねたら
「あのー、小松ひろあいという詩人がいますよね」
「あ、もしかして小松コウアイ先生の『狂泉物語』ですか?」
「コウアイさんって読むんですか?わたしずっと探しててそちらのホームページで見つけて
小松先生の生徒さんだったことを知り、やっと見つかったーと思ってさっき注文したんです」
と言われてしまった。
げっあの本、もう三年も前に売れちゃったんだよな。
「申し訳ない。大分前に売れてしまいまして削除をし忘れたんだと思います」とお詫びしたら
「あらー、そうだったんでしたか」とがっかりされた様子。
正直にあの本は当方が大学時代、「詩人の芥川賞」と言われる「H氏賞」を受賞したとき購入したもの。
ヘビを裂く詩なんて強烈でしたねえ。
今ではなかなか入手困難になっていてボロボロになっていたのをアップしたらずいぶんいい値で売れてしまいました」
と話す。
「そうでしょうねえ、ほんとなかなか見つからず、思わずやっと見つかったと思いました」と重ねて言われ
ううう、ちょっと立場ないなおれ。なんとか誠意は見せたいと思い
「わかりました。当方小松先生とはうーんと親しいわけではないですが、電話をかけることくらいはだいじょうぶなので、
たぶん余ってる在庫はないとは思いますが一応電話して確認してから改めてまたご連絡します」
「申し訳ありません、そこまでお願いしては」
「なあに、わたしもたまには電話でもして小松先生の声も聞いてみたいから」
 ・・・ なんてやりとりがありました。

これはもう商売とは抜きの本探しの醍醐味みたいなもんで
近く小松先生に電話してみよう。
この前お会いしたのは獅子ヶ谷書林を開業するよりは大分前ではなかったかな?
『狂泉物語』はいい詩集ですよ。おれももう一度読み返したい。
相当に人間の根底にあるネガティブな精神が垣間みられる詩集ではありましたが
小松先生というのは当方にとってはいつも
たとえば吉野弘の詩のように

生きていることのなつかしさに

○○○ふと胸が熱くなる

○○○
そんな日があってもいい

そういう気持の持ち主が出会う触媒になってくれるような存在だったね。


kyousenn.jpg


(註)「小松弘愛」は「こまつひろよし」と読みます。
posted by T野 at 00:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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